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2009年4月15日 (水)

大遠忌アーカイブズ3

「中外日報」(平成20年2月14日付)に掲載された、「大遠忌アーカイブズ」の第3回は、昭和36年4月5日の、親鸞聖人700大遠忌法要に際して開かれた、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の布教使大会の様子から書かれています。

 一階の大ホールの収容人員は約七百人。当時としてはかなりの規模。一人の老布教使が意見発表を行なったが、声が隅々にまで行き渡らず、会場からは「声が低いぞ」との野次が……。  この後も「黙れ」「出て行け」などの罵声が飛び交い、「如来の代官」らの演じる時ならぬ激しい言葉の応酬を目の当たりにして、大会に参加していた門信徒らは眉をひそめていたそうだ。  この前日には、大谷光照門主(当時)にあてた血判状を手にした僧侶が、縁儀の最中に内陣に乱入、前卓に駆け上り荘厳を損壊するという事件も起こっている。

これに対して、当時の大谷光照門主は、次のような“消息”を発布しています。

「いやしくも僧侶を生計のてだてと考えるがごときは断じて許されません。懈怠の心の起こるたびごとに、おのれを戒め、伝道に情熱を傾けて、あくまで正法宣布の第一線に立つことを強く望みます」(原文は句読点無し)  700回大遠忌の満座にあたり光照門主は「僧侶への消息」を発布して「衣食住のすべて如来のご用物をいただくという思いに住して」(同)と、寺庭生活の細かな点にも心を配り、僧侶本来のあるべき姿を説いた。

僧侶一人一人が、このとおりに実行していれば、規律正しい仏法者の集まりになるでしょう。
ところが現実は……

「浄土真宗本願寺派」の正式名称や七高僧の名前が書けない。「ご門主て何者なの」と平気で問う。正信偈、葬場勤行ができない。法話ができない。得度習礼と教師教修の各十日間を我慢すればいいと考えている。

パナソニックの社員にたとえれば、
・社名が「松下電器」なのか「パナソニック」なのか分からない
・創業者 松下幸之助の名前が書けない
・パナソニック製品の使い方が分からない
といったところでしょうか。
(私はパナソニック製品大好きです。題材に出してごめんなさい)

こういう反省を踏まえて、750回大遠忌宗門長期振興計画推進協議会には、「伝道者の育成」にかかる協議会という専門部会があるそうです。

この記事の見出しにあるように、「お仏飯いただく自覚を」皆が持てるよう、ぜひとも頑張っていただきたいです。

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2009年4月 7日 (火)

大谷純子さん、得度 →名「光純」・法名「囁如」に

以前にも書いたように(11/17付 「本願寺」トップに純子さん)、宗教法人「本願寺」の次期法主に決まっている、三女の純子(よしこ)さんが、得度式を受け、正式に僧侶となったようです。(「中外日報」3月31日付)

東本願寺大谷家の大谷光道当主(宗教法人本願寺代表役員=法主)の三女で法主後継者の純子さん(27)の得度式が二十八日、京都市右京区嵯峨鳥居本の本願寺で執り行なわれた。得度を受けた純子さんは光道当主から「光純」の名と「囁如(しょうによ)」の法名を授かった。

つまり、僧侶にもなっていなかった段階で、宗教法人のトップになることが内定していたわけで、ちょっと心配になりましたが、純子さんの決意は相当なものでしょうから、ここは応援していきましょう。

光純さんは「僧侶になったが、内面はまだまだこれから。一日一目精進していきたい」と述べ、「歴代の当主がやってきたことを正確に学んで、これからしていくことを整理していきたい」と法嗣としての決意を語った
そうですが、ここは「歴代の当主がやってきたこと」を学ぶ以上に、宗祖・親鸞聖人がなされてきたことも、学んでほしいですね。
得度式を終えて光道当主と光純さんが会見。光道当主は光純さんの法名について、「撮取不捨」から採ったと説明。光純さんは「今の私には非常にもったいない名前。その名に似合うような人になりたい」と述べた。また、「宗祖親鷺聖人が出家された800年前から伝統を守ってきた得度式なので、あらためて伝統を伝えていく責任を感じる」と感想を語った。 その後、光純さんは光道当主とともに初の勤行に出仕、法嗣としての一歩を踏み出した。29日には東山区の大谷祖廟へ参拝し、法嗣となったことを報告した。

伝えていく“伝統”とは何か。得度式を指しているようにも読めますが、大事なのは、やはり親鸞聖人の教えです。
大谷祖廟へ参拝した、ということは、親鸞聖人へご報告したのでしょうから、原点を確認し、「摂取不捨の利益」をあずかる身に、自らもなり、門徒にも伝えていただきたいと思わずにおれません。

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2009年4月 2日 (木)

親鸞聖人御真影が、御影堂に

昨日、京都の西本願寺(浄土真宗本願寺派本山)で、親鸞聖人の「御真影」を、阿弥陀堂から御影堂に戻してご安置する「御動座法要」があったそうです。

御真影とは、木で彫られた、木製座像です。高さは82センチ、幅は108センチとのこと。
ただし、御本尊ではありません。

浄土真宗の御本尊は、「南無阿弥陀仏」の御名号です。
最も尊ぶべき御本尊は何かを、私たちもよくよく知らなければなりませんね。

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